母校清風南海の勉強第一主義超過密日程
- 順一 辰巳
- 2024年11月16日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月19日
私は清風南海高等学校(編入)に通っていた。1コマ60分、休憩5分、1日6コマという超過密日程。2年生で内部進学と合流するため、1年生の時は、体育は週1コマのみ。副教科は音楽と剣道の交代制の1コマだけ。宗教(仏教)が週1コマ有り。あとは英語、数学、理科、国語、社会という鬼スケジュール。高2の終わりで数Ⅲまで習い終える。高3はひたすら受験対策。文部省から改善勧告(副教科のコマ数が少な過ぎる)を受け、現在は男女共学、1コマ50分。副教科のコマ数も増えている。
上記のような鬼スケジュールを高校生の時、黙々と日々こなしてたわけであるが、旧帝大クラスの難関大学を現役合格するためにはこれくらい猛勉強しなければならない。
理系ではどこの大学でも数学は出題される。
医学部、薬学部、農学部で、入学後大学で数学を本格的にを習わないのに、なぜ数学が受験科目に含まれるのか疑念を抱く高校生、受験生もいると思う。
数学が受験科目に含まれるのは過去の歴史的風潮もあると思うが、高校数学の論理的思考は
無意識のうちに、あらゆる学問のWoking Memoryとしてとても役立つ(仕事をする上でも役立つ)からである。また、問題解決能力が向上するのも大きなメリットである。
逆に、理学部、理工学部、工学部では、1回生の時に、微分積分、線形代数を習う。私は理学部、物理科学科 出身であるが、物理学(力学、電磁気学、量子力学、統計物理学)を学ぶためには高度な数式処理能力を要する。工学部の材料力学、工業熱力学、流体力学、機械力学も同様である。
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